ケース16 福岡県博多市 焼肉T
福岡にお住まいの松尾さんのお宅に伺うことになりました。
博多駅に到着してすぐに向かったのは焼肉Tという有名店。
見た目からして高そうなお店ですが、さてそのお味は . . .
とても焼肉屋には見えないおしゃれな外観。
ボーっと歩いているとここが焼肉屋だとは思わないかも知れません。
正面から見るとこういう感じです。
歩いている人が上手く店名を隠してくれました。
テーブルに着くと既にお皿やお箸、タレなどが用意されていました。
ちょっとした事ですが、こういう部分は大事ですね。
おしぼりから漂白剤の臭いがしないのも評価できる点です。(松尾さん談)
メニュー(画像上)は非常におしゃれに作られていました。
画像は牛肉の部位の説明書きです。
この表とメニューを見ながら注文すれば好みの部位が食べられます。
ほとんどの焼肉店では見られないサービスですね。
ちなみにこのお店ではお客さんに色んな部位を食べてもらいたいということで、
一人前の量は少なくしてあるのですが、その事もテーブル上のポップに書いてありました。
テール、スーパーカルビ(いわゆる三角バラ)、まるしん(ももの肉)です。
部位毎に名前が書いてある札が付いてくるところがニクいですね。
バラの先端、三角形の形をした部分です。
サシは三角バラにしては若干弱い感じです。
ネギがまぶしてあるのが吉と出るか凶と出るか . . .
テール(塩焼き)です。
あらかじめ胡椒がふってあり、横にはわさびが付いています。
上タンです。
結構薄めで、岩塩が降ってありました。
隣のネギを巻いて食べるのがお勧めの食べ方なんでしょうね。
ちなみに上タンは一人前4枚ですが、特上タンは一人前2枚です。
ユッケです。 最近の僕の定番ですね。
追加で注文したカルビです。
上ホルモンです。
脂のない薄いシマ腸が4枚ほどでしたが、
個人的には「脂まみれ」の方がホルモンらしくて良いと思います。
卵スープも定番ですね。
本当はカルビスープが食べたかったのですが、
ご飯がどんどん進んでしまいそうなのでやめました。
まずは塩タンから。
タンは焼いているうちに周りが浮き上がってくるほど薄くカットしてあります。
タンは食感を楽しむのが良いと思う僕にとってはマイナスですね。
味は見た目ほどは無く、特にコメントは出ない感じでした。
次に来たのは三角バラ、まるしん、塩テール。
三角バラは少し硬め、まるしんは硬めで、味は若干弱い感じですね。
塩テールに関しては、敢えて焼いて食べる意味が分からない感じです。
間につまんでいたユッケは最近よく口にする、甘い感じの味付けで、
個人的には嫌いではありませんが、
肉本来の味を楽しむには少しアレンジがきつい感じがします。
卵スープは想像以上に美味しかったのですが、あくまでも普通の域。
ほとんどの焼肉屋さんで、手抜きみたいな卵スープが出てくるので、
それを考えると少し安心できました。
追加で頼んだカルビは . . . もう良いか(^^;)
お店の雰囲気、細かい気遣いなどは良いと思います。
お肉毎に札が付いているのも良いですね。
ただ、あくまでも肉の味の評価という事を考えると、少し厳しい感じですね。
値段と量のバランスを考えるとコストパフォーマンス的に不利かな。
66点 / 100点
60点台というとかなり厳しい感じがしますが、
翔○やM精肉店が80点に届かない事を考えると納得してもらえると思います。
あのレベルのお店はなかなか無いですねー(--;)